インタラクティブ観光DX事業
大分インタラクティブ観光DX事業コンソーシアム
インタラクティブ観光DX事業
オンラインツアーを活用した観光収益拡大モデルの実現を目指します。具体的には、テレビ番組との連携や参加型ライブ配信等を行い、大分地域に対する興味・関心を引き出し、独自のOTAサイトにより情報提供・旅行商品の提供等を行うことで大分地域への来訪を促し、リピートさせることで大分エリアへのファン拡大を図ります。
課題
全国的に知られる温泉地をいくつも擁する大分県ですが、若年層の観光客離れに加え昨今でのコロナ禍の影響もあり収益が減収し、大分エリアに対する興味・関心をどのように創出・拡大させていくかという課題があります。
取組内容
若年者層をターゲットとして、地域のPR動画やライブコマース等のデジタル技術を活用したコンテンツの提供を行い、収益の向上を図るとともに、コンテンツの利用者データ等の分析・活用による地域のファンの創出を目指して施策を実施しました。ターゲット層へ効果的にアプローチするため、2.5次元俳優を起用し、様々な媒体でプロモーションを行いました。
事業の成果
未認知・未関心層へのアプローチで認知・来訪層へ引き上げ
俳優の起用により、タレント等の「推し活」をきっかけとして、ターゲットである若年者層の大分への認知・関心の向上や、ライブコマースによる地域商品や宿泊プランの購入等に繋げることができました。地域の再来訪に繋げ、地域への探求心を深めるための戦略方向性策定
実来訪者のアンケート結果から、ファンの行動のトリガーとなるのは「推しと強い関係性を感じることができる仕掛け」であることが分かりました。また、再来訪の意向を示したユーザーの分析においては、俳優の紹介したスポットへの再来訪や、前回実施できなかったことがしたいといった理由が挙げられ、今後再来訪をする地域のファンを増加させるための具体的な施策検討に繋がりました。
今後目指す姿
継続したアプローチで認知・来訪層から地域のファン化を図り、地域の収益拡大を目指す
本事業で取得したデータを活用し、取組を継続することで、地域への再来訪や産品の再購入を継続的に実施してもらい、地域のファン化(リピート化)や収益拡大に繋がる施策を検討、実施していきます。自走化のための収益モデルの確立
本事業ではコンソーシアムに利益が発生しない値段設定を行っていましたが、自走化に向けた金額設定を行い、適切な手数料等の利益が発生する仕組みを構築するとともに、面的な広がりやデータ連携の拡充のため、関係団体への参画を呼び掛け、自走モデルの確立を目指します。コミュニティへの登録で詳細な事業報告書や
成果報告書をご覧いただけます。会員登録・閲覧は無料、
所要時間1分程度で完了します。