レンタサイクルを基軸とした
しまなみ海道活性化事業
しまなみ海道DXコンソーシアム
レンタサイクルを基軸とした
しまなみ海道活性化事業
しまなみ地域の観光地づくりの核となっている「サイクルツーリズム」を中心に位置付け、継続的な観光需要を創出し、持続的な地域活性化(経済活性化・シビックプライドの醸成等)を達成している状態を目指します。
本事業では、レンタサイクル利用者に対する旅マエから旅ナカにおける情報発信や予約システムのDX化を推進します。デジタル決済の導入により、旅行者の利便性を向上させるとともに、旅アトの満足度の向上及びリピーターの再訪を促すことで、観光消費の拡大に繋げます。
課題
瀬戸内海を挟む広島県尾道市と愛媛県今治市をつなぐ「しまなみ海道」は、サイクリングを核とした観光地づくりが行われており、2019年はレンタサイクルの貸出が15万台、地域全体の利用者は34万人(マイ自転車利用者含む)に及ぶなど、両市及び周辺地域の観光振興において大きな役割を担っています。一方で、事業者間の連携が十分とは言えず、来訪者情報や行動履歴等のデータを明確に把握できていないのが実状です。レンタサイクル予約受付業務が紙媒体・現金決済となっており、デジタル化・キャッシュレス化が進んでいないことも課題として挙げられます。
取組内容
本事業では、継続的な観光需要を創出し、持続的な地域活性化の達成を図るために、先ずはレンタサイクルの利用者に対しスマートフォンアプリを通じて、地域の情報発信や予約システム・デジタル決済を提供し、旅行者の利便性を向上させるとともに、地域への再訪を促すことで、観光消費の拡大に取り組みました。
事業の成果
旅行者の利便性向上と周遊促進を図り、観光消費額の拡大とデータの収集・活用による今後の観光消費拡大に向けた施策検討のための基盤を構築
レンタサイクル利用者向けのスマートフォンアプリを構築・運用したことで、その時・その場所・その人に応じた観光情報の提供ができ、旅行者の利便性向上と周遊促進が図れました。また、スマートフォンアプリ・データ連携基盤・予約システム等の複数システムを連携したことにより、「走行経路(GPSログ)」や「訪問地点」等のデータが収集可能となりました。また、収集したデータを活用することで、旅行者の来訪状況や地域内の周遊状況を把握することができ、観光消費につながる今後のアクションプランの検討が可能となりました。コミュニティへの登録で詳細な事業報告書や
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