隠岐4島の予約DX・CRM統合による経済循環プロジェクト
隠岐OTA推進共同事業体
隠岐4島の予約DX・CRM統合による経済循環プロジェクト
隠岐地域においては、サステナブルツーリズムや持続可能な地域づくりの先進モデルとなることを目指しています。
本事業では、地域の情報発信サイトである「隠岐の島旅」を通して隠岐ならではの島旅(周遊・滞在)の魅力を伝えるとともに、4つの島に滞在・周遊する島旅の情報収集と宿泊・アクティビティといったコンテンツの予約手配が可能な「シームレスな地域サイト」に刷新します。また、顧客データベース・CRMの整備を行い周遊促進や再来訪促進を促す取組を行います。
課題
隠岐地域は、4島それぞれに多彩な滞在メニュー・ロケーション・アクティビティがありますが、旅行者のニーズに合わせた高付加価値なサービスの提供や、4島を周遊する「島旅」の魅力を伝える情報発信ができていないのが現状です。また、4島それぞれに自治体と観光協会が存在しており、それぞれで観光施策の実施やデータの蓄積を行っているため、CRMやふるさと納税への活用が進んでいません。
宿泊施設及び体験事業者では、人手不足等の理由で在庫管理やシステムの導入が追いついておらず、精緻な顧客把握ができていないという課題があります。
取組内容
本事業では、地域の情報発信サイトである「隠岐の島旅」を通じて、隠岐ならではの島旅の魅力を伝えるとともに、宿泊・体験アクティビティといったコンテンツの予約・決済が可能なシームレスな地域サイトに刷新しました。同時に、顧客データベース・CRM基盤の整備を行い、旅行者の周遊促進や再来訪促進を促す取組を行いました。
事業の成果
シームレスな情報発信・予約・決済が可能な地域サイトの構築、そこから得られるデータの活用による、事業者の生産性向上と旅行者の利便性向上、観光消費額向上に寄与
「隠岐の島旅」を刷新し、旅行者が宿泊やアクティビティ等の情報の取得から予約までがワンストップで行えるようになったことで、旅行者の利便性が向上しました。また、当初10施設程度想定であった参画施設数を27施設まで伸ばし、事業者の生産性向上に寄与しました。「隠岐の島旅」で収集した顧客情報や予約情報等のデータをもとに、旅前時に体験商品等のクロスセルを促す取組を行い事前予約の促進を行ったことで、観光消費額向上に繋がりました。コミュニティへの登録で詳細な事業報告書や
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