海の京都データ交換所プロジェクト
海の京都観光DX推進協議会
海の京都データ交換所プロジェクト
海の京都エリア(福知山市、綾部市、舞鶴市、宮津市、与謝野町、伊根町、京丹後市を含む京都府北部地域)では、7行政区で利用可能なふるさと納税電子クーポン「海の京都コイン」の活用によりエリア全体への周遊・消費を促進させる仕組みがあります。
この仕組みを中心に、各地域のDMO・事業者が利活用できる「海の京都Lab」を構築することで、各行政区のマーケティング課題を"行政区を超えて"解決する体制の構築を目指します。
また、旅マエ・旅ナカにおいて、海の京都コインの利用促進を行うほか、海の京都コインを利用できる店舗を掲載した「プラチナマップ」の提供等、旅行者の周遊促進や消費の意欲を向上させ、地域全体の消費額向上に繋げます。
課題
海の京都エリアは、日本三景の「天橋立」をはじめとする唯一無二の自然景観や、伊根の舟屋等の文化や歴史が息づく町並み、間人ガニ・舞鶴ガニ等のブランド食材を有しており、地域全体で多様な旅行者のニーズに対応できる環境が整っています。一方で、閑散期・繁忙期における観光消費額の乖離や、旅行者のエリア内での周遊が十分でない点、地域全体に共通する季節ごとのマーケティング課題、行政区ごとに異なる独自のマーケティング課題を抱えています。
取組内容
本事業では、デジタルプロモーション、CRM、海の京都コイン(ふるさと納税を通じて発行する地域通貨)の活用により、来訪者の周遊促進や消費額を向上させる既存の仕組みを各地域・事業者が利活用出来るように展開することで、各行政区のマーケティング課題を、行政区を超えて解決するモニタリング・分析・活用の体制を構築しました。
事業の成果
ふるさと納税(海の京都コイン)の活用による地域全体の消費額向上
旅マエ・旅ナカで海の京都コインを利用するメリットを、宿泊施設等を巻き込み335店舗の加盟店で告知強化したことで、来訪者への認知が広がりました。また、特に高額寄附者となる候補顧客に強く訴求したことで、海の京都コインに利用できるふるさと納税額の増加に繋がり、地域全体のふるさと納税額が昨年度に比べて約8倍に増加しました。コミュニティへの登録で詳細な事業報告書や
成果報告書をご覧いただけます。会員登録・閲覧は無料、
所要時間1分程度で完了します。